2006年04月28日
真剣にボクシングに取り組むことについて
健康のため、ストレス発散のため、色々目的があって、私生活があって、その上でジムに来たときに真剣にそれぞれの目的に合わせたボクシングというものを楽しんで欲しいと思う。
ただ、やたらスパーリングをやりたがる人はお断り。
過去にも何人もそういう人が来ましたが、どれも続きませんし。
今考えると、スパーを許可したことすら??だったと思う。
第一、3分×3Rのスパーをする体力もない。
=練習していない証拠。
当然、練習していないのだから、スパー自体はグチャグチャ。
いや、はっきり言ってスパーと呼べる代物ではない。
健康目的であろうが、何だろうが、一生懸命練習している人には、上達するように色々とアドバイスをしたいが、真剣に取り組む気の無い人には声をかけることすら面倒に思う。
週に1回、月に1回の練習でも構わない。
ただ、ジムに居る間は真剣に「ボクシング」というものに向き合える人と一緒の時間を過ごしたいと思っている。
たぶん、こんな厳しいことをブログで書くのは初めてだ。
なぜなら、今日、とある知り合いのボクサーが志半ばで交通事故により亡くなったことを聞いたから。
亡くなった子は、真剣にボクシングと向き合っていた。
西院ジムの選手とも何度か手を合わせてもらっていた。
世代は違うが、同じボクシングと真剣に向き合ってきた者として、そしてこの世界に残る者として、さらに真剣にボクシングと言うものに対して付き合っていくことが、せめてもの礼儀だと思った。