2006年02月06日

就職5

ジムには様々な年齢層の方がいらっしゃるのですが、この時期の会員さんとの話はどうしても「就職」といった話題が多くなります。

中には大学2年生(今年3年生)で、この時期から会社訪問を考えている姿を見ると、他人事ながら「やる気満々だな〜」と思ってしまいます。

でも、せっかくの大学時代。
就職ばかりに目を奪われていては勿体無いような気もします。

大学はふた昔前の「最高学府」というイメージから打って変わり、今では高校卒業後、40%もの学生が進む「大衆学府」に変わってきました。

そんな中で、今大学生に求められるのは、「在学中にどのような経験をしてきたか?」ではないでしょうか。

大学の4年間は、「モラトリアム期間=社会に出る猶予期間」であると言われています。つまり、4年間という時間の中で色々な経験(勉強そしてバイトや遊び)をして自分に向いている生き方を学ぶことが大切だと思うのです。

まったく異なる業種の会社をせっせと周る学生さんを見ていると、凄いなと思う反面、「やりたいことはないの?」と白けた気持ちになるのも事実です。

「平家物語」の冒頭にあるとおり、「絶対」なんてありません。
どんなに良い大学→良い会社に入ったって、リストラに遭わない保障なんて、会社が
潰れない保障なんて何もありません。
そんなとき、自分の力で立ち上がれるのは、在学中に「自分を磨いてきた人」ですよ。

空気の音が聞こえてきそうな、こんな雪の日だからこそ来るべき春の日に備えて、そっと土の中で耳をすませてみてはいかがでしょうか。

なんか、学校の先生みたいなこと書いちゃったな〜(笑)

kyotosaiin at 16:39│Comments(0)TrackBack(0) 日記 | 日記

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