2006年02月
2006年02月10日
プロフェッショナル
「所詮バイトやし・・」
そんな言葉を吐いて自分の仕事に真摯に取り組めない者は最低だ。
いや、実はコレ、17歳の頃の私の台詞。
「所詮バイトやし・・」
そんなこと言って、居酒屋でのアルバイトを無断欠席した私は、店長に拳で殴られたことを覚えている。
当時よっぽど殴り返してやろうかと思ったが、思いとどまらせたのは店長の一言。
「1円であってもお金を貰っている以上はプロだ」
この台詞、当時高校生だった私に初めて「責任感」というものを教えてくれた。
金額ではない。ただ、自分の行動に対し、お金という形で対価を支払われているのなら、それはプロとしての行動である。
それから13年間の月日がたった今でも、あのころの店長の言葉を胸に働いている。
とはいえ、当時の店長のお年は、弱冠23歳。
23歳の若さで、あの台詞を口にすることがお出来になるのだから今更ながらに尊敬してしまう。
今思い出しても、仕事に対して「プロフェッショナル」な方だった。
そんな言葉を吐いて自分の仕事に真摯に取り組めない者は最低だ。
いや、実はコレ、17歳の頃の私の台詞。
「所詮バイトやし・・」
そんなこと言って、居酒屋でのアルバイトを無断欠席した私は、店長に拳で殴られたことを覚えている。
当時よっぽど殴り返してやろうかと思ったが、思いとどまらせたのは店長の一言。
「1円であってもお金を貰っている以上はプロだ」
この台詞、当時高校生だった私に初めて「責任感」というものを教えてくれた。
金額ではない。ただ、自分の行動に対し、お金という形で対価を支払われているのなら、それはプロとしての行動である。
それから13年間の月日がたった今でも、あのころの店長の言葉を胸に働いている。
とはいえ、当時の店長のお年は、弱冠23歳。
23歳の若さで、あの台詞を口にすることがお出来になるのだから今更ながらに尊敬してしまう。
今思い出しても、仕事に対して「プロフェッショナル」な方だった。
2月9日(木曜日)の西院ジム
鍬トレーナーの熱血指導はいつみても感服します。
今日も19:00前(指導は20:00から)に来て、スパーリングパートナーを務めてくれました。
でも、さすがは龍谷大学ボクシング部キャプテン。
現役を離れているとはいえ、まだまだ強い。っていうか強すぎる。
・・・同じ龍谷大学ボクシング部出身なのに、私は??
あと総合やってるTさんのスパーを初めて見させてもらいましたが、相当パンチ力ありました★
やっぱり筋トレの必要性を感じますね。
そして極めつけは私と同い年のSさん。
Oさんという中年?ボクサー最強の方とのマスボクシングがホントに「ボクシング」になっていました★
2006年02月09日
これから・・。
以前のブログで、大学時代に色々な経験をして自分にあった生き方(仕事)を見つけることが大切。と書いた。
私の場合、とある会社でのバイト経験が大きく影響した。
その会社はもう潰れてしまったので問題ないから言ってしまうが、「給料がなかった」。
言ってみれば「完全歩合給」。
成果を挙げなければ給料は出ない。っていう法も何も関係ない給与体系だった。
当然、成果を挙げたいがために、何時間も働く。
月の大半は会社で寝泊りし、そこから大学に通っていたことを覚えている。
仲間は全員辞めていった。
でも、私はそのバイトが面白くてたまらなかった。
だって、頑張れば頑張るだけ自分への見返りが期待できる。今までの「時給800円」とかいう友達作りみたいな?バイトよりも断然面白かった。
(ちなみに私はその会社のナンバー1の売り上げ保持者だったんですよ★)
念のために言っておくが、別にそこまで「お金が欲しい」わけではない。(笑)
自分が頑張れば頑張るだけ、結果として出てくるのが楽しかった。その会社では上司に対するゴマすりも、チームワークも必要なかった。ただ、必要なのは個人の実力(努力)のみ。そこが私自身を常にワクワクさせていたのだ。
飽き性の私が「ボクシング」というスポーツだけが続いたのもこの辺が理由なのかな?
今、おかげさまでジムだけで生活できるようになったが、それでもWEBショップとかやっているのは、多分あのときのワクワク感を今だに求めているからなんだと思う。
・・・・。
よくよく思い返し、あらためて文章を読むと、私って「個人競技」大好き人間なんだな〜。まあ、これも私なりの自分に向いた生き方ってやつで。(笑)
私の場合、とある会社でのバイト経験が大きく影響した。
その会社はもう潰れてしまったので問題ないから言ってしまうが、「給料がなかった」。
言ってみれば「完全歩合給」。
成果を挙げなければ給料は出ない。っていう法も何も関係ない給与体系だった。
当然、成果を挙げたいがために、何時間も働く。
月の大半は会社で寝泊りし、そこから大学に通っていたことを覚えている。
仲間は全員辞めていった。
でも、私はそのバイトが面白くてたまらなかった。
だって、頑張れば頑張るだけ自分への見返りが期待できる。今までの「時給800円」とかいう友達作りみたいな?バイトよりも断然面白かった。
(ちなみに私はその会社のナンバー1の売り上げ保持者だったんですよ★)
念のために言っておくが、別にそこまで「お金が欲しい」わけではない。(笑)
自分が頑張れば頑張るだけ、結果として出てくるのが楽しかった。その会社では上司に対するゴマすりも、チームワークも必要なかった。ただ、必要なのは個人の実力(努力)のみ。そこが私自身を常にワクワクさせていたのだ。
飽き性の私が「ボクシング」というスポーツだけが続いたのもこの辺が理由なのかな?
今、おかげさまでジムだけで生活できるようになったが、それでもWEBショップとかやっているのは、多分あのときのワクワク感を今だに求めているからなんだと思う。
・・・・。
よくよく思い返し、あらためて文章を読むと、私って「個人競技」大好き人間なんだな〜。まあ、これも私なりの自分に向いた生き方ってやつで。(笑)
2006年02月08日
2月8日(水曜日)の西院ジム
最近、ジムの事務作業に追われ(シャレじゃないですよ)、あまりジムに顔を出せないのですが、全員のシャドーに鋭さが増しているように思えます。
西院駅前にもチラシを置いているのですが、西院ジム所属選手は2005年度の試合は全て入賞。
やはり、それぞれのトレーナーの手腕が素晴らしいと思います。(選手の頑張りが第一にありますけどね)
特に小牧トレーナーの最近のミットの量は半端じゃありません。
上(ジムの上が自宅になっています)にいても、ミットをしている際の小牧トレーナーの掛け声が聞こえてきますから(笑)。
まだまだ寒い季節ですが、西院ジムは熱いですよ〜★
2006年02月07日
2月7日(火曜日)の西院ジム
今日は小牧トレーナーがかなりミットに力を入れてましたので、順番待ちの子は各自でマスボクシングなどテーマを持った練習に取り組みました。
中でも、最近入会した子の上達が早いです。
そして20:00が過ぎたころ、会社帰りの会員さんでジムは盛り上がります。
健康目的、選手目的問わず、多くの人が頑張っているのを目の当たりにすると「自分も頑張ろう!」って気になりますね〜。
健康目的では、mさん。40半ばにして初めて格闘技を習い始め、最初はシャドーもできなかったけれど、いつの間にかサマになる格好でパンチを繰り出していらっしゃいます。
そしてsさんも見かけのイカツサとは反比例して華麗なアウトボクシングが出来るようになっています。
しばらくは暖かくなるみたいですので、ぜひ汗を流しにいらしてくださいね〜★
中でも、最近入会した子の上達が早いです。
そして20:00が過ぎたころ、会社帰りの会員さんでジムは盛り上がります。
健康目的、選手目的問わず、多くの人が頑張っているのを目の当たりにすると「自分も頑張ろう!」って気になりますね〜。
健康目的では、mさん。40半ばにして初めて格闘技を習い始め、最初はシャドーもできなかったけれど、いつの間にかサマになる格好でパンチを繰り出していらっしゃいます。
そしてsさんも見かけのイカツサとは反比例して華麗なアウトボクシングが出来るようになっています。
しばらくは暖かくなるみたいですので、ぜひ汗を流しにいらしてくださいね〜★
読書の楽しみ方
結構本を読んでいます。その中でもお気に入りは・・、
夏目漱石「彼岸過迄」
学生時代、日本文学概論という授業で教材の一つとなった本ですので、何十回読んだか分かりません。
でも、一冊の本を何度も読むって面白いですよ〜。
本を2度3度読んでも仕方ないと思われるかもしれませんが、試しに一度、昔読んだことのある本を手にとって見てください。
以前に読んだときとは、また違った印象を受けると思いますよ。
だって、その間に色々な経験をしているので、以前とは別の観点から本を読むことになるのですから。そしてそこには、毎度新しい発見が生まれます。
一冊の本に自分を映してみる、そんな楽しみ方もありってことで。
・・・・。
元国語科の先生っぽいですか?(笑)
夏目漱石「彼岸過迄」
学生時代、日本文学概論という授業で教材の一つとなった本ですので、何十回読んだか分かりません。
でも、一冊の本を何度も読むって面白いですよ〜。
本を2度3度読んでも仕方ないと思われるかもしれませんが、試しに一度、昔読んだことのある本を手にとって見てください。
以前に読んだときとは、また違った印象を受けると思いますよ。
だって、その間に色々な経験をしているので、以前とは別の観点から本を読むことになるのですから。そしてそこには、毎度新しい発見が生まれます。
一冊の本に自分を映してみる、そんな楽しみ方もありってことで。
・・・・。
元国語科の先生っぽいですか?(笑)
2006年02月06日
2月6日(月曜日)の西院ジム
今日は夕方まで非常にリラックスした時間をすごしていました。(月曜日はジムの定休日)
新しい椅子に座って、ストーブをかけながら窓を少し開け、舞い散る雪を楽しむ。
ほうじ茶(自分で焙じました★)を飲みながら、ほっと一息。
・・・。
仕事はどうした??
今日の発送は45件。(WEBショップ)
集荷サービス終了の時間まで、気付けばあと2時間をきっている。
・・・。
なぜ、あんなにリラックスしてたのか、さっぱり分からない。
そこからドタバタと仕事にとりかかり、途中で妻から「買い物に連れて行け」コールが。(月曜日は空手に行く代わりに妻の買い物に付き合うなどの家族サービスの時間を取らなければいけない決まりなのです)
結局、今まで終わらず、空手の練習にも行けませんでした・・。
ジムから足が遠のく会員さんも私みたいな状況の人っているのだろうな〜。
そんなこと思うと、何か対策を考えてしまう。
「完全予約制にしてジム開場時間以外でも、事情のある人は練習できるようにしようかな〜。」
「でも、それじゃあ自分自身の負担が増えるだけじゃ・・」
「うーん、どうしよう。」
あらら、気付けばいつもの夜の時間と同じ状況です。
かなりしわ寄せは来たものの、今日久しぶりにリラックスした時間を取ってスッキリしましたね。
新しい椅子に座って、ストーブをかけながら窓を少し開け、舞い散る雪を楽しむ。
ほうじ茶(自分で焙じました★)を飲みながら、ほっと一息。
・・・。
仕事はどうした??
今日の発送は45件。(WEBショップ)
集荷サービス終了の時間まで、気付けばあと2時間をきっている。
・・・。
なぜ、あんなにリラックスしてたのか、さっぱり分からない。
そこからドタバタと仕事にとりかかり、途中で妻から「買い物に連れて行け」コールが。(月曜日は空手に行く代わりに妻の買い物に付き合うなどの家族サービスの時間を取らなければいけない決まりなのです)
結局、今まで終わらず、空手の練習にも行けませんでした・・。
ジムから足が遠のく会員さんも私みたいな状況の人っているのだろうな〜。
そんなこと思うと、何か対策を考えてしまう。
「完全予約制にしてジム開場時間以外でも、事情のある人は練習できるようにしようかな〜。」
「でも、それじゃあ自分自身の負担が増えるだけじゃ・・」
「うーん、どうしよう。」
あらら、気付けばいつもの夜の時間と同じ状況です。
かなりしわ寄せは来たものの、今日久しぶりにリラックスした時間を取ってスッキリしましたね。
就職
ジムには様々な年齢層の方がいらっしゃるのですが、この時期の会員さんとの話はどうしても「就職」といった話題が多くなります。
中には大学2年生(今年3年生)で、この時期から会社訪問を考えている姿を見ると、他人事ながら「やる気満々だな〜」と思ってしまいます。
でも、せっかくの大学時代。
就職ばかりに目を奪われていては勿体無いような気もします。
大学はふた昔前の「最高学府」というイメージから打って変わり、今では高校卒業後、40%もの学生が進む「大衆学府」に変わってきました。
そんな中で、今大学生に求められるのは、「在学中にどのような経験をしてきたか?」ではないでしょうか。
大学の4年間は、「モラトリアム期間=社会に出る猶予期間」であると言われています。つまり、4年間という時間の中で色々な経験(勉強そしてバイトや遊び)をして自分に向いている生き方を学ぶことが大切だと思うのです。
まったく異なる業種の会社をせっせと周る学生さんを見ていると、凄いなと思う反面、「やりたいことはないの?」と白けた気持ちになるのも事実です。
「平家物語」の冒頭にあるとおり、「絶対」なんてありません。
どんなに良い大学→良い会社に入ったって、リストラに遭わない保障なんて、会社が
潰れない保障なんて何もありません。
そんなとき、自分の力で立ち上がれるのは、在学中に「自分を磨いてきた人」ですよ。
空気の音が聞こえてきそうな、こんな雪の日だからこそ来るべき春の日に備えて、そっと土の中で耳をすませてみてはいかがでしょうか。
なんか、学校の先生みたいなこと書いちゃったな〜(笑)
中には大学2年生(今年3年生)で、この時期から会社訪問を考えている姿を見ると、他人事ながら「やる気満々だな〜」と思ってしまいます。
でも、せっかくの大学時代。
就職ばかりに目を奪われていては勿体無いような気もします。
大学はふた昔前の「最高学府」というイメージから打って変わり、今では高校卒業後、40%もの学生が進む「大衆学府」に変わってきました。
そんな中で、今大学生に求められるのは、「在学中にどのような経験をしてきたか?」ではないでしょうか。
大学の4年間は、「モラトリアム期間=社会に出る猶予期間」であると言われています。つまり、4年間という時間の中で色々な経験(勉強そしてバイトや遊び)をして自分に向いている生き方を学ぶことが大切だと思うのです。
まったく異なる業種の会社をせっせと周る学生さんを見ていると、凄いなと思う反面、「やりたいことはないの?」と白けた気持ちになるのも事実です。
「平家物語」の冒頭にあるとおり、「絶対」なんてありません。
どんなに良い大学→良い会社に入ったって、リストラに遭わない保障なんて、会社が
潰れない保障なんて何もありません。
そんなとき、自分の力で立ち上がれるのは、在学中に「自分を磨いてきた人」ですよ。
空気の音が聞こえてきそうな、こんな雪の日だからこそ来るべき春の日に備えて、そっと土の中で耳をすませてみてはいかがでしょうか。
なんか、学校の先生みたいなこと書いちゃったな〜(笑)
2月5日(日曜日)の西院ジム
日曜日の西院ジムでは数名の選手がスパーリングを実施しました。
入会当時を知っているだけに、ホントに強くなったな〜と感心します。
その中でもO君は勉強もボクシングも両立させてきた良いお手本。
高校時代から選手として活躍し、練習後には受験勉強もしっかりこなしてきた彼は大学にも合格し、昨年度の京都府ベルト杯でも優勝。今年は破竹の勢いを感じさせます。(?)
また、大学生のI君は自分で1週間の練習を組み立て、いろいろと試行錯誤しながら練習に取り組む姿勢が大変素晴らしい。
入会したてのKさん、Tさんも「健康目的」とは思えないほどのセンスの持ち主。聞けば自宅でも練習してるとのこと(笑)。
全員を紹介するのは無理ですが、みなさん非常に頑張っています!
入会当時を知っているだけに、ホントに強くなったな〜と感心します。
その中でもO君は勉強もボクシングも両立させてきた良いお手本。
高校時代から選手として活躍し、練習後には受験勉強もしっかりこなしてきた彼は大学にも合格し、昨年度の京都府ベルト杯でも優勝。今年は破竹の勢いを感じさせます。(?)
また、大学生のI君は自分で1週間の練習を組み立て、いろいろと試行錯誤しながら練習に取り組む姿勢が大変素晴らしい。
入会したてのKさん、Tさんも「健康目的」とは思えないほどのセンスの持ち主。聞けば自宅でも練習してるとのこと(笑)。
全員を紹介するのは無理ですが、みなさん非常に頑張っています!
2006年02月05日
格闘家の資質
今こうしてボクシングの指導を仕事にしているわけだが、(大部分をトレーナーに任せているが)別に格闘センスがあったわけではない。
ジャブを覚えるのに1年かかったし(日曜日以外毎日練習してたけど)、スパーリングの前はいつも恐怖を感じてた。
それでも何とか試合で勝ち越せてこれたのは「努力」以外何もない。だからジムに通うほとんどの会員さんを見るたび「凄いな〜」と、そのセンスに舌を巻くし、途中で辞めてった会員さんに対しては「勿体無いな〜」と残念に思う。
あとボクサーに結構多いのだが、他の格闘技にあまり興味がない。今日もTVで何かやってたみたいだが仕事をしていたこともあり見ることができなかった。
今、健康の為に「空手」を習っているわけだが、どうしても素晴らしい指導方法に目が行き、「うちのジムにもこの練習方法を取り入れることができないだろうか」と技を習う観点とは少しずれた視点で取り組んでしまう。
知り合いのジム&道場経営者と話をしていても、みんな「格闘家」。同世代、そして年配の方々(指導者)がいまだに自らの強さを探求していらっしゃる姿に驚いた。
そういったことも関係してか、はたして自分は「格闘家」なのだろうか??
そんな悩みを少し前に抱いたことがある。こんな自分が指導者で良いのだろうかって。そんなとき、ちょっと前のブログにも書いていた通り、自身のWEBショップでの失敗をやらかした。
この損失を如何にして挽回するか。
そんな時に力となったのが自分自身のボクシングの経験だった。
とりあえず1R目はポイントを取られた。
焦らずインターバルで完全に呼吸を整え、次のラウンドは絶対にまきかえす。
そんな気持ちで今さっきまで必死に頑張り、何とか損失分はカバーできたのだ。
(ホッと一息してブログを書いている)
そこで思ったことは、自分も「格闘家」だってこと。
今、実際にリングに立っているわけではないが、社会という名のリングで戦っていることには変わりはない。
常に状況判断が求められ、攻めるときか、守るときかの一瞬の攻防を意識して生きている。
何かの本で「大学に行く意味」ということについて、「法学部」を出た者は物事を法学的に考え、「経済学部」を出た者は物事を経済学的に考えることが出来るようになっていたのなら、それは大学に行った意味があった証拠だということを読んだ覚えがある。
その時は「ピン」とこなかったが、今ならよく分かる。
10年間に及ぶボクシング経験の中で、しっかりと「格闘家」としての物事の捉え方が出来ていたのだ。
「一生格闘家」
そう言ってた傷だらけのゴツゴツした強面の人間ではないが、自分もまた「格闘家」であると認識できた日だった。
センスはないけど「努力」する。
社会という名のリングで戦い、生き残るためには、それしかないでしょ★
さー、あとちょっとだけ頑張ろ!!
ジャブを覚えるのに1年かかったし(日曜日以外毎日練習してたけど)、スパーリングの前はいつも恐怖を感じてた。
それでも何とか試合で勝ち越せてこれたのは「努力」以外何もない。だからジムに通うほとんどの会員さんを見るたび「凄いな〜」と、そのセンスに舌を巻くし、途中で辞めてった会員さんに対しては「勿体無いな〜」と残念に思う。
あとボクサーに結構多いのだが、他の格闘技にあまり興味がない。今日もTVで何かやってたみたいだが仕事をしていたこともあり見ることができなかった。
今、健康の為に「空手」を習っているわけだが、どうしても素晴らしい指導方法に目が行き、「うちのジムにもこの練習方法を取り入れることができないだろうか」と技を習う観点とは少しずれた視点で取り組んでしまう。
知り合いのジム&道場経営者と話をしていても、みんな「格闘家」。同世代、そして年配の方々(指導者)がいまだに自らの強さを探求していらっしゃる姿に驚いた。
そういったことも関係してか、はたして自分は「格闘家」なのだろうか??
そんな悩みを少し前に抱いたことがある。こんな自分が指導者で良いのだろうかって。そんなとき、ちょっと前のブログにも書いていた通り、自身のWEBショップでの失敗をやらかした。
この損失を如何にして挽回するか。
そんな時に力となったのが自分自身のボクシングの経験だった。
とりあえず1R目はポイントを取られた。
焦らずインターバルで完全に呼吸を整え、次のラウンドは絶対にまきかえす。
そんな気持ちで今さっきまで必死に頑張り、何とか損失分はカバーできたのだ。
(ホッと一息してブログを書いている)
そこで思ったことは、自分も「格闘家」だってこと。
今、実際にリングに立っているわけではないが、社会という名のリングで戦っていることには変わりはない。
常に状況判断が求められ、攻めるときか、守るときかの一瞬の攻防を意識して生きている。
何かの本で「大学に行く意味」ということについて、「法学部」を出た者は物事を法学的に考え、「経済学部」を出た者は物事を経済学的に考えることが出来るようになっていたのなら、それは大学に行った意味があった証拠だということを読んだ覚えがある。
その時は「ピン」とこなかったが、今ならよく分かる。
10年間に及ぶボクシング経験の中で、しっかりと「格闘家」としての物事の捉え方が出来ていたのだ。
「一生格闘家」
そう言ってた傷だらけのゴツゴツした強面の人間ではないが、自分もまた「格闘家」であると認識できた日だった。
センスはないけど「努力」する。
社会という名のリングで戦い、生き残るためには、それしかないでしょ★
さー、あとちょっとだけ頑張ろ!!
2006年02月04日
2月4日(土曜日)の西院ジム
いつの間にかたくさんの「ちびっこ」がジムに練習にくるようになっていました。
最初はパンチをまっすぐに打つことすらできなかった子ども達も、今では大人顔負けのコンビネーションを繰り出します。
高学年の子は試合にも出場し「入賞」しております。
明日発表する予定ですが、「ちびっこ」の間で昇級制度を作ります。
いわば空手の黒帯、茶帯、青帯みたいなもの。
この制度を先ずは「京都」から、ゆくゆくは全国統一の基準にしていけたらいいな〜なんて夢を持っちゃいます。
まあ、これも「ボクシングジム」に大切なお子様を預けてくださる保護者さまの協力のおかげなんですけどね。
せっかく「ちびっこボクシング」に参加してくれてるんだから、目標を作っていきたいと思ってます!