2008年10月19日
10/18(土)の京都西院ボクシングジムの様子
PC版ホームページ:http://saiinngym.jp/
明日はいよいよ選抜予選決勝戦。
西院ジムからは高校2年生の上本くん、ただ一人の出場です。
日ごろから厳しい練習をやってきたという経験を自信に変えて頑張ってほしいものです。
何事もそうですが、大切なのは「俺ならできる」という思い込み。
「俺なら勝てる」という思い込み。
そう。
思い込むことが大切です。
「思い込む」ことで人は強くなるのです。
あれは忘れもしない小学校6年生の秋でした。
あの日の給食に、なぜかグリーンピースだけが出てきました。
給食のおかず皿にグリーンピースだけ。
(今思うと、絶対給食屋さんのミスか手抜きかのどちらかです。)
当時、グリーンピースと言えば、一口食べただけでエズいてしまうほどの嫌いな食べ物ナンバーワン。
そんな私の目の前にあったのは、おかず皿の中で怪しく輝く緑の物体。グリーンピース。
食えるか。
悩みに悩んだ結果、私は3つの選択肢を見出しました。
1)、正露丸を飲む要領でグリーンピースを丸ごと牛乳で流し込む。
2)、机の中にグリーンピースを隠してしまう。
3)、男らしくグリーンピースを床に捨ててしまう。
選択肢(1)については、3粒4粒ならまだしも、小皿丸ごとを飲み込むのは不可能だと考え却下。
選択肢(2)については、当時の私の机の中には、いく本かのカビの生えたコッペパンが隠されており、それに加えて大量のグリーンピースまでも発酵させてしまうのは下手をすると命の危険があると考え却下。
選択肢(3)。
もうこれしか残っていません。
幸い、当時は昼休みの後に掃除の時間というのがありましたので、ゴミとして誰かがほうきで綺麗にしてくれるだろうと考えました。
しかし。
世の中そんなに甘いものではありません。
いつの時代も「せんせー」と告げ口するブッサイクな女子がいるもので、誰かがグリーンピースを床に捨てた事実に先生は大激怒。
そう。
誰かが捨てた。
私が捨てたとまでは誰もしらないのです。
大激怒していた先生は「誰がグリーンピースを捨てたか出てくるまで終わりませんっ!」とホームルームを開催。
もはや。
こんな状況で「ぼくが捨てました」なんて言えるわけもありません。
名乗り出た日には、
「給食を床に捨てた極悪人」としてイジメのターゲットにされること必至です。
(イジメの例)
朝学校に行くと机の上にグリーンピースを並べて「死ね」と書かれていたり。。
ウンコをしてたら上からグリーンピースを投げ込まれたり。。
休み時間になるたびに「食べろや」とか言われながら、グリーンピースを口に押し込まれたり。。
絶対に名乗りでることはできません。
誰も名乗り出ないので(私が名乗り出ないので当たり前と言えば当たり前ですが)、先生も業を煮やして、「正直に言ったら怒りませんっ!」と大激怒しながら叫んでいます。
ええ。
大人なんて嘘付きだと分かった瞬間でした。
なかなか名乗り出ない犯人(=私)に対して、教室中もざわめきたってきました。
「早く出てこいやっ!」
クラスでもボス格の男子達が怒鳴り出します。
ああっ怖い。
もう名乗り出るしかないのか・・・。
そう心が折れかけた時、私の中でもう一人の自分がささやきました。
「オマエが捨てたのはグリーンピースではない。緑の豆だ。」
おおっ。
そうかっ!
俺は緑の豆を捨てたんだ。
グリーンピースなんて捨てちゃいないんだ!!
そう思い込むと不思議と体の中から力が沸いてきました。
気がつくと私はボス格の男子達と一緒に叫んでいるほどにパワーアップ。
「誰がグリーンピース捨ててんっ!家に帰れへんやんけっ!!」
結局、他のクラスの「終わりの会」が終わっても犯人は名乗り出ず。
先生も「悲しいです」みたいなことを言って、この事件は迷宮入りとなりました。
・・・。
まあ、何ていうか。
全国の少年少女たちに勇気を与える話はこんなところです。
※追伸
最近、「○月○日の京都西院ボクシングジムの様子」と題しているわりには、ジムの様子を書いていないような気がします。
もちろん。
今日も元気いっぱい夢いっぱいの練習が出来ていましたよ★
明日はいよいよ選抜予選決勝戦。
西院ジムからは高校2年生の上本くん、ただ一人の出場です。
日ごろから厳しい練習をやってきたという経験を自信に変えて頑張ってほしいものです。
何事もそうですが、大切なのは「俺ならできる」という思い込み。
「俺なら勝てる」という思い込み。
そう。
思い込むことが大切です。
「思い込む」ことで人は強くなるのです。
あれは忘れもしない小学校6年生の秋でした。
あの日の給食に、なぜかグリーンピースだけが出てきました。
給食のおかず皿にグリーンピースだけ。
(今思うと、絶対給食屋さんのミスか手抜きかのどちらかです。)
当時、グリーンピースと言えば、一口食べただけでエズいてしまうほどの嫌いな食べ物ナンバーワン。
そんな私の目の前にあったのは、おかず皿の中で怪しく輝く緑の物体。グリーンピース。
食えるか。
悩みに悩んだ結果、私は3つの選択肢を見出しました。
1)、正露丸を飲む要領でグリーンピースを丸ごと牛乳で流し込む。
2)、机の中にグリーンピースを隠してしまう。
3)、男らしくグリーンピースを床に捨ててしまう。
選択肢(1)については、3粒4粒ならまだしも、小皿丸ごとを飲み込むのは不可能だと考え却下。
選択肢(2)については、当時の私の机の中には、いく本かのカビの生えたコッペパンが隠されており、それに加えて大量のグリーンピースまでも発酵させてしまうのは下手をすると命の危険があると考え却下。
選択肢(3)。
もうこれしか残っていません。
幸い、当時は昼休みの後に掃除の時間というのがありましたので、ゴミとして誰かがほうきで綺麗にしてくれるだろうと考えました。
しかし。
世の中そんなに甘いものではありません。
いつの時代も「せんせー」と告げ口するブッサイクな女子がいるもので、誰かがグリーンピースを床に捨てた事実に先生は大激怒。
そう。
誰かが捨てた。
私が捨てたとまでは誰もしらないのです。
大激怒していた先生は「誰がグリーンピースを捨てたか出てくるまで終わりませんっ!」とホームルームを開催。
もはや。
こんな状況で「ぼくが捨てました」なんて言えるわけもありません。
名乗り出た日には、
「給食を床に捨てた極悪人」としてイジメのターゲットにされること必至です。
(イジメの例)
朝学校に行くと机の上にグリーンピースを並べて「死ね」と書かれていたり。。
ウンコをしてたら上からグリーンピースを投げ込まれたり。。
休み時間になるたびに「食べろや」とか言われながら、グリーンピースを口に押し込まれたり。。
絶対に名乗りでることはできません。
誰も名乗り出ないので(私が名乗り出ないので当たり前と言えば当たり前ですが)、先生も業を煮やして、「正直に言ったら怒りませんっ!」と大激怒しながら叫んでいます。
ええ。
大人なんて嘘付きだと分かった瞬間でした。
なかなか名乗り出ない犯人(=私)に対して、教室中もざわめきたってきました。
「早く出てこいやっ!」
クラスでもボス格の男子達が怒鳴り出します。
ああっ怖い。
もう名乗り出るしかないのか・・・。
そう心が折れかけた時、私の中でもう一人の自分がささやきました。
「オマエが捨てたのはグリーンピースではない。緑の豆だ。」
おおっ。
そうかっ!
俺は緑の豆を捨てたんだ。
グリーンピースなんて捨てちゃいないんだ!!
そう思い込むと不思議と体の中から力が沸いてきました。
気がつくと私はボス格の男子達と一緒に叫んでいるほどにパワーアップ。
「誰がグリーンピース捨ててんっ!家に帰れへんやんけっ!!」
結局、他のクラスの「終わりの会」が終わっても犯人は名乗り出ず。
先生も「悲しいです」みたいなことを言って、この事件は迷宮入りとなりました。
・・・。
まあ、何ていうか。
全国の少年少女たちに勇気を与える話はこんなところです。
※追伸
最近、「○月○日の京都西院ボクシングジムの様子」と題しているわりには、ジムの様子を書いていないような気がします。
もちろん。
今日も元気いっぱい夢いっぱいの練習が出来ていましたよ★
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